主な科目の授業内容

Business Language Skills(基本的なビジネス英語の訓練)
  • ビジネス会議やディスカッションなどフォーマルな場での効果的な英語の使い方を学ぶビジネス英語の基本コースです。モデル会話を通して基本的な言い回し、慣用表現、語彙を学んだ上で、それらを実際に使用する練習を行います。最後に、ビジネス会議のロールプレイを行い、ビジネスの場で日常的に直面する状況に備え、問題の解決法を提案したり、主張したりする練習をします。担当講師は会議の様子を観察し、受講生一人ひとりに対してフィードバックをします。また、週3回提出するジャーナルについても講師が添削し、用語法についてのフィードバックや学習指導を行います。
Speech and Presentation(スピーチ&プレゼンテーション)
  • スピーチやプレゼンテーションの構成パターンと、効果的なスピーチの仕方を学びます。テキストとDVD等を使い、それぞれの構成パターンとポイントを見ていきます。受講生は、準備してのスピーチと即興のスピーチの両方を行います。3~5分のスピーチからはじめ、15~20分のフォーマルなプレゼンテーションまで行います。準備してのスピーチは、講師が事前に原稿をチェックします。最終課題の2つのフォーマルプレゼンテーションは受講生の専門分野、会社や個人の業務内容などに沿って行われます。これらのプレゼンテーションでは、ある問題について、状況説明から、原因と結果の分析、解決策の提案まで詳細な内容の発表が求められます。ここで行ったプレゼンテーションの概要は、ビジュアル資料と共にこのコースでの学習活動の代表例として各委託先の企業・団体に提出されます。
Debate(ディベート)
  • 自分の考えをまとめ、限られた時間内に聴衆に説得力を持って訴えかける方法を修得します。最近の社会問題を題材にディベートを行いながら、自分の考えを主張し、それに対する質問に答えることにも重点を置きます。受講生はトピックに関して賛否両者の立場に立って分析、主張する機会が与えられるほか、審判として他の受講生の主張を評価し、説得力のある、あるいは説得力に欠ける論法とはどのようなものか、自分なりの結論を下します。2~3人のチームを組んでディベートを行うため、効果的な役割分担とチームワークが要求されます。
Language Skills(文法と用語法の総合練習)中級~最上級
  • コミュニケーションのための文法のコースです。流暢さ、明瞭さ、正確さに重点を置くことにより、スピーキングの能力を向上させることを目的としています。主に、学習した/している文法を豊富に取り入れた練習を行います。また、修得した文法力の強化と、講師による受講生の弱点診断のため、週1回、作文の課題があります。
Language Skills(文法と用語法の総合練習)
  • 文法項目を復習することにより、正しい文章を作り、効果的にコミュニケーションを行う能力を強化していきます。文法的に正しい英語を話す力、書く力の両方を養います。ライティングでは文法力強化のための練習やコミュニケーションのためのライティングの練習を行います。
Negotiation(交渉力訓練)
  • 欧米的な交渉の仕方を総合的に学習します。交渉の題材として様々な問題を取り上げます。授業では問題の背景や交渉相手の見解などの把握と分析、問題解決テクニックの修得、双方にとって有益な合意に達するための交渉戦略の立て方に重点が置かれます。受講生は会議の場面では議長役も務めます。担当講師は交渉の様子をモニターし、交渉のテクニックと用語法の両面に関してフィードバックと指導を行います。受講生は週1回、交渉プランの詳細や授業で行った交渉を振り返って記録をつけ、講師がその記録をチェックします。
Video Listening(ビデオでのリスニング)
  • ビジネス、旅行、日常生活での様々な場面をビデオで見ることにより、聴解力増強はもちろんのこと、慣用表現、語彙および欧米の生活習慣に関する知識を修得します。
Listening(リスニング)
  • 様々な音声教材を使用してリスニングのスキルを高めます。基本的な発音や、文法・文脈からの推測の仕方、語彙、数字など、より細かく聞き取るための練習も行います。
News Reading and Discussion(時事問題の読解と討議)
  • 時事問題についてディスカッションを行います。受講生は英字新聞から自分の興味のあるトピックを探し、その記事の要約を書き、担当講師が添削します。次に受講生は記事の内容についてクラス内で発表をします。その際、他の受講生のために新しい語彙のリストを準備し、また、発表後のディスカッションの進行役も務めます。読解力を伸ばし、語彙力を増強し、時事問題への関心を高めます。
Conference Planning(模擬国際会議準備)
  • 学期末の4日間の模擬国際会議で行われるさまざまな活動の準備を行います。受講生は任意に自分の国を選び、その国の視点から重要と思われる国際的なトピックに関して、綿密なリサーチを行います。リサーチの過程で収集した情報について、いくつかのプレゼンテーションを行うほか、円卓会議、会議でのディベートやスピーチに向けての準備などを行います。
International Conference Simulation(模擬国際会議:合宿研修)
  • 地球規模の問題に関しての模擬国際会議を4日間の合宿でシミュレートします。この模擬会議では、これまで修得したさまざまなスキルをある一定の枠組みの中で実際に使うことを学びます。会議の開催期間中/合宿中、受講生はスピーチやプレゼンテーションを行ったり、リサーチした内容についての問題点を交渉したり、論争の的となっているトピックに関してディベートを行ったり、終日、英語でコミュニケーションすることになります。これらの経験をすることにより、会議の終了時までには、過酷な国際環境においても、英語だけで職務を遂行することに自信が持てるようになります。
Case Study(ケーススタディ)
  • ハーバード大学、スタンフォード大学、MITなどのビジネススクールで使用されている企業、政府についてのケーススタディ教材を使用します。各ケースの学習を通し、変化の速いビジネス界で競争力を維持するのに不可欠な知識を身につけます。授業では企業と政府、競争戦略、企業家精神、財政、経営、組織行動とリーダーシップなどの分野について取り上げます。

※カリキュラムは、教学上の理由により変更されることがあります。
※受講者のレベル(クラス)により、受講科目の組み合わせが異なる場合があります。