日常やビジネスの場で通じる英語力をつける

米国国務省の新人職員に外国語研修を行っているForeign Service Institute (FSI)では、外国語習得に必要な平均時間を公開しています。それによると、英語を母語とする人が言語体系の全く異なる日本語、アラビア語、中国語等を習得する場合、当該語学力ゼロからはじめて2,200時間程度集中して学習すると、日常やビジネスの場で通じる語学力注1を習得できる、とあります。
(以下、日本語を母語とする人が英語を学習する場合も同じ、と想定しています)
日本人の場合、中学、高校、大学、そして自宅学習と合計で2,000時間程度の英語学習注2をしていますが、2年間で集中的に学習すべきことを8年間に引き延ばしているのであまり効率的とは言えません。また、実践的な訓練よりは、文法、読解、英作文などの比重が高くなっているのが一般的です。
飛行機が離陸時に一定の距離を集中して全力疾走しないといつまでたっても離陸できないのと同じで、ある程度の力はつきますが、なかなか実際に通じる英語力とまではいきません。

それではどうすれば良いかと言うと、日本人の場合は、中高大の8年間で文法、単語、構文等、英語の土台が比較的よく構築されているので、この土台にある期間、集中して実践的な会話訓練(英語の筋トレ)を加えてやれば良い、ということになります。

日常やビジネスの場で通じる英語力をつけるにはどの程度の訓練時間が必要かは、訓練前の英語力や個人差にもよりますが、当学院の経験からは1,000時間程度という答えが出てきます。
ただし、必要とされる英語力は、職種、職位、担当部署等により様々で、多忙なビジネスパーソンが割ける時間も様々です。
当学院では、通じる英語を必要とする方々(法人、個人)のご要望に応えるため、週1日から5日まで多様かつ継続して受講できるプログラムをご用意しております。
- 注1: Language Proficiency Definitions by US Department of State
Proficiency Code 3 -Minimum Professional Proficiency
Speaking (S3) : ほとんどの日常、ビジネス等の公的、私的な会話に、十分に正確な構文、単語を使って効果的に参加できる。
Reading (R3): 一般的な読者対象の新聞記事、通常の通信文、レポート、個々の専門分野の文書を読むことができる。 - 注2: 中高学習時間: 文部科学省、新学習指導要領より。
自宅学習時間: 中高時代、自宅で真面目に授業時間と同じ時間勉強したと仮定。
大学学習時間: 大学1、2年で週1時限勉強したと仮定。
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