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金融・通貨を知る英語キーワード33 No.19

G20(Group of Twenty)とは?

G20(Group of Twenty)は、世界経済の安定と持続的な成長を話し合うための、最も影響力のある国際フォーラムの一つです。主要先進国だけでなく、新興国を含む20か国・地域で構成されており、英語ニュースでは「世界経済の羅針盤」としてその動向が注目されます。

✅ 英語解説
✅ 日本語解説
✅ ニュースでの活用

G20 の意味

Group of Twenty 主要20か国・地域

G20 の英語による説明

The Group of Twenty (G20) is an international forum for the governments and central bank governors from 19 countries and the European Union (EU). It was established to discuss policy issues related to the promotion of international financial stability. The members represent about 90% of the world’s GDP, 80% of global trade, and two-thirds of the world’s population.

日本語でわかるG20

G20は、G7(主要7か国)に、欧州連合(EU)と、成長著しい新興国(中国、インド、ブラジルなど)12か国を加えた計20か国・地域からなる枠組みです。

1990年代のアジア通貨危機を受けて、財務相・中央銀行総裁レベルの会議としてスタートしましたが、2008年のリーマンショック(Global Financial Crisis)以降は、世界のリーダーが集まる首脳会議(Summit)へと格上げされました。現在では、経済だけでなく気候変動やパンデミック対策など、多岐にわたるグローバルな課題を協議する場となっています。

なぜ G20 は重要なのか?

  • 圧倒的な規模: 世界のGDPの約90%を占め、事実上の「世界経済の決定機関」である
  • 新興国の発言力: 先進国(G7)だけでは解決できない課題に対し、新興国を含めた合意形成を行う
  • 政策協調の場: 各国が経済政策の方向性を合わせ、金融危機の再発を防ぐ役割を担う

英語のニュースでは、G20での合意事項を指して “The G20 communique…”(G20の共同声明)といった表現がよく使われます。

英語ニュースでの使われ方

  • 世界経済の成長率予測やリスクについて語る際
  • 国際的なデジタル課税や環境規制の枠組みが決まる際
  • 米中関係など、大国間の外交が注目される文脈

👉 会議そのものだけでなく、「G20メンバー国」という経済的な括りを示す言葉としても使われます。

💡 英語学習者向けワンポイント

G20のニュースで頻出する “emerging economies”(新興経済国)という言葉もセットで覚えておきましょう。G7との対比で使われることが多く、これを知っていると記事の構造がぐっと読みやすくなります。

監修:金野 洋(日米会話学院 学院長)

日米会話学院は1945年創立。80年にわたり、英語を通じて世界の動きが理解できる英語力を育ててきました。本ページは、学習者が金融・経済ニュースを読み解くための基礎知識を整理することを目的としています。

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