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お知らせ2023.05.09

【特別講座】国際社会は、戦争にどう向き合ってきたか

2023年のロシアのウクライナ侵攻により、国際秩序は根底から揺り動かされています。戦争に関して正義の戦争があるのか、民族自決の問題をどのように理解するのかを中心に解説するとともに、国連は、機能不全なのか、引き続き役割があるのかについて解説します。

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「国際社会は、戦争にどう向き合ってきたか」　

時間帯：水曜 18:30〜20:00（90分）
授業日程：8/2, 10/18, 12/13（全3回）
レベル：上級1 TOEIC 800点〜

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Main features of the lecture forum series:

■Lesson 1 　正戦論　8月2日
ロシアのウクライナ侵攻がなぜ正当化されないかについて正戦論の発展を踏まえながら、不戦条約、国連憲章の規定を踏まえて解説します。
Theory of Just war:
People say Russian invasion of Ukraine cannot be justified by any international standard today .I would like to explain the development of the just war theory　which includes Christian doctrine, Paris Peace treaties and United Nations Charter.

■Lesson 2 　民族自決　10月18日
民族自決とは何かについてその概念の発展を歴史的にたどるとともに、ユーゴスラビア解体にどのような影響を与えたかについて検証します。
Self-Determination of People:
The self-determination notion is a widely recognized international principle today. I would like to explain the development of this notion and its application to Yugoslavia dissolution.

■Lesson 3 　国連の役割　12月13日
国連がロシアのウクライナ侵攻に果たせる役割について国連の成立の経緯にさかのぼって説明します。
The Role of United Nations:
I would like to explain what kind of role United Nations can play to stop the Russian invasion of Ukraine by tracing back to its inception.

使用教材：国際連盟憲章、国際連合憲章、関連条約、規約を適宜指定します。

●7月・9月・11月は元財務省・前駐セルビア大使、丸山純一氏 特別講座『米国と欧州の金融危機』を実施します。併せてのご受講をお勧めします。

※ Special Tuition for University/Graduate school Students：JPY 4,500
大学生・大学院生には学生証の提示にて授業料4,500円が適用されます。

※このクラスは早期申込割引の適用対象外です。

※教室およびオンライン（ウェビナー）での実施となります。

ウェビナーは、ライブまたはオンデマンドの両方での視聴が可能です。また、ライブ聴講の場合はチャットで質問ができます。

教室定員には限りがありますので、お申込みはお早めに！

【教室での授業についてはこちらから】
申込み方法（教室での受講）：
→入力フォームはこちらから
（学期は「7月期」を選択後に「特別講座」を選択してください）
科目名：50629：【特別講座 教室参加】国際社会は、戦争にどう向き合ってきたか


【オンライン聴講についてはこちらから】申込み方法（オンライン聴講）：
→入力フォームはこちらから
（学期は「7月期」を選択後に「特別講座」を選択してください）
科目名：50634：【特別講座 ライブ・オンデマンド聴講】国際社会は、戦争にどう向き合ってきたか

講　師：角 茂樹

1977年一橋大学商学部卒業後、外務省入省、オックスフォード大学卒業。
外務省国連PKO室長、在ウィーン国際機関日本政府代表部大使、国際連合日本政府代表大使、国際連合日本政府代表部大使、駐バーレーン日本国特命全権大使を歴任。2014年9月から2019年1月まで、駐ウクライナ日本国特命全権大使。
退官後、玉川大学客員教授、岩手大学客員教授、上智大学院客員講師（平和構築論）、川村学園女子大学特任教授（国際関係論）。ロシアのウクライナ侵略に際して、各種講演会、TVのコメンテーターを務める。
「平和協力入門」有斐閣選書（1995年8月）、「1990年代初めの国連と日本」国連ジャーナル（2006年秋）、「ウクライナのG7」霞関会報（2017年2月号）、「ウクライナ侵攻とロシア正教会」河出夢新書　(2022年8月)等、著書多数。